みなさんはパワースポット巡りなどしますか?
パワースポットと言えば、運気が上がる場所とて知られていますよね
世界遺産の熊野古道は聞いた事はあると思いますが、熊野古道は昔から熊野詣で使われてきた道です
那智熊野大社は二千年前に祀られたとされる歴史ある場所で、修行僧や一般人等多くの人に崇められた霊験ある場所です
と、言うことで
今回は
二千年の歴史の「那智熊野大社」は、サッカー日本代表のゆかりの地? 和歌山観光には外せない日本第一霊験所と言う凄いパワースポット!をご紹介
神社情報
- 住所
- 〒649-5301 和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山1
- お問い合わせ番号
- 0735-55-0321
- 営業時間
- 7:00〜16:30
- お休み
- 無し
- 駐車場
- 有り 防災道路の通行料が必要
- 神社以外の有料駐車場も有り
何処に有るのか?
世界遺産の熊野古道と聞くと何となく分かる方も多いのではないでしょうか?
田辺から海岸線沿いに那智・新宮へ向かう大辺路(おおへち)に熊野那智大社が有ります
車で行かれる方は、マグロでも人気の勝浦から行く事となります
熊野古道を歩かれる方は、勝浦よりもう少し尾鷲方面にある新宮から歩く事になりますが、大門坂からツアーらしき団体も歩いていましたので、大門坂の方が気軽に熊野古道を体験できると思います
熊野参詣道として世界遺産に登録!
お参りに通る山道が世界遺産になるのは凄いですね
熊野古道の始まりである新宮や那智勝浦から熊野古道を上り、熊野那智大社から熊野本宮大社へ向かったと言われます
修行僧や信仰心が強い人などは、更に山奥の高野山や吉野へ向かったそうです
京都から往復600KMを一か月かけてお参りに行ったそうですよ!
熊野古道が凄い!
那智熊野大社に神が祀られたのは、およそ二千年前と言われます
「伊勢へ七度、熊野へ三度」と言われているほど 熊野は古くから人々の熱い信仰に支えられた聖域でした
今(2023)の天皇陛下は第126代です
熊野詣の始まりは、第10代崇神天皇の時と言いますから、熊野詣に使われた熊野古道は本当に歴史があるんですね!
熊野詣が盛んだったのが、平安時代から鎌倉時代にかけてと言われているそうですよ
「蟻の熊野詣」と言われる程多くの人々が切れ目なく熊野に参詣したと言われたのが江戸時代です
こんな話しを聞くと、日本って世界一古い国だと分かりますね!
世界から見ても珍しい国ですから、外国人の観光客が多いわけです
駐車場情報
大門坂から熊野古道を歩くと那智山観光センター付近に出ますが、今回は車で来ましたから駐車場へ向かいます
神社の中やお土産屋さん横にも駐車場が有ります
値段は場所によりますが有料駐車場が多いです
駐車場一覧表 | 駐車料金 | 備考欄 |
那智山観光センター | 基本無料 | 繁忙期は有料となります 普通車500円 |
防災道路 | 800円 | お寺側・神社側共に同じ料金設定です |
那智の滝パーキング | 500円 |
46号線を走っているとパーキングの看板は有っても営業していない場所も在りました
行くタイミングで営業しているパーキングも変わるかも知れません
神社やお寺の駐車場を利用すると、那智の滝へ行くには参道を降りる事となります…
逆に帰りは登りとなりますね!
那智の滝へ一番近い車用の駐車場は、「那智の滝パーキング」
写真に見える茶色の建物「美山亭」を過ぎると有りますよ
那智の滝まで少しは歩きますが、階段を上り下りするよりは良いと思います
オススメの駐車場
熊野那智大社は山上に有ります
苦行と言われる熊野古道を歩くのですから、登りの階段だらけです…
景色を観て熊野那智大社の高さが分かると思いますが、写真の階段だけじゃ無く階段だらけですよ!
那智山参道から熊野那智大社迄460段以上ある階段は苦行です…
1番階段を登らない(階段すら登らない)駐車場を探しました!
そこは…
青岸渡寺駐車場です
どこ?と、なりますよね?
熊野那智大社のすぐ横に有る青岸渡寺と言う大きな神社の駐車場です!
46号線から入れるお寺用の防災道路が有ります
そこを通って行くと1番上に青岸渡寺駐車場が有りますので、そこへ車を停めました
防災道路は2本有りまして、那智山観光センターを過ぎると熊野那智大社駐車場へ通じる防災道路と那智の瀧から来ると青岸渡寺駐車場へ通じる防災道路が有ります
青岸渡寺駐車場は平な場所ですので歩き易いですが、熊野那智大社駐車場からは少し階段が有ります
青岸渡寺駐車場の注意点
- 青岸渡寺駐車場へ通じる防災道路は瀧方面から来ると、鋭角に右折する為見落としがちですが、気を付けて入れば看板も有りますので通り過ぎないと思います
- 防災道路は狭いので注意して下さい(一方通行ではありませんので対向車が来ます)
- 防災道路を登って行くと青岸渡寺 三重塔(写真に出てくる赤い塔です)の所へ出て来ます青岸渡寺 三重塔の前にも駐車場が有りますが、そこからさらに上へ行って下さい 登り切ったら目的の駐車場が有りますよ
世界遺産の青岸渡寺
熊野那智大社だけと思っていたら、青岸渡寺も世界遺産です!
西国1番札所となっています
お寺詣りに詳しくなくても凄い場所と言う事が分かりますね
梵鐘(つりがね)は鎌倉時代の物です
鎌倉殿ですね
他にも古い物だらけでビックリ!です
お寺の横には大きな広場となっていて、記念撮影の場所として賑わっています!
那智の滝と青岸渡寺三重塔を構成とした写真はよく見ますね
よく見ると、全体的に趣のある雰囲気で落ち着く場所です
那智熊野大社へ
さぁ、到着です!
この鳥居から下を覗いてみると…
こんな階段を460段以上登るのは、私には出来なかったと思います…
熊野那智大社へ到着です
全国に約4,000社有る熊野神社の御本社と言われる凄い神社ですよ
中で何かをやってます?
巫女さんですね
シャンシャンと奇麗な音色で鈴を振りながら祈祷していました
「日本第一霊験所」となってます
何か分かりませんが凄いパワースポットの様な気がします
青岸渡寺は西国一番札所で、熊野那智大社は日本第一霊験所とは…
同じ敷地に二か所在るなんて、とんでもなく凄い場所と言うのは私にも分かります
御守りも有ります
ここは八咫烏の神社も有るくらいですから、八咫烏(ヤタガラス)の御守りが沢山有りましたよ
八咫烏(ヤタガラス)とは?
八咫烏は神武東征の折、熊野から大和まで道案内をしたといわれる烏であり、熊野の神様のお使いとされています。
熊野那智大社HPより
延喜式に「三足烏 日之精也。白兎 月之精也」と記され、朝廷の儀式用装束や祭具に、また日本各地の祭では鉾や的に太陽と烏、月と兎が描かれているように太陽の中に住む霊力を持つ鳥が「八咫烏」です。八咫烏の咫(あた)は寸や尺といった長さを表す単位の一つですが、八百万が「たくさん」を意味するのと同様、八咫は「大きい」を意味しています。当社では礼殿左手の御縣彦社(みあがたひこしゃ)にてお祀りされ、導きの神様・交通安全の神様として崇敬を集めています。
八咫烏をキャラクターにした温泉宿が有りますよ
温泉を発見したとか…?
八咫烏とサッカー日本代表が関係してる?
何で八咫烏(ヤタガラス)とサッカーが関係があるの?と、思いますよね?
実は、サッカー日本代表のエンブレムの鳥は八咫烏だったのですよ
今迄サッカー日本代表のエンブレムが八咫烏と思っていませんでした…
よく見るとカラスの足が三本有りますよね?三本の足が八咫烏の証です!
日本サッカー協会のシンボルマークにもなっている「八咫烏」
熊野那智大社HPより
サッカーを日本に紹介しその普及に大きく貢献した人物で中村覚之助(なかむらかくのすけ)(明治11年~明治39年1878~1906)という方がおられました。師範学校を卒業後、いったん小学校の教師になるも退職し、23才の時に東京高等師範学校(現:筑波大学)に入学しました。
4年生の時に英国の「アッソシェーションフットボール」を翻訳・編纂して、ア式蹴球部を創設し、これが日本で最初のア式フットボール(現在のサッカー)のチームであると言われています。
東京の大塚にあった雑木雑草に埋め尽くされていた新運動場の予定地を部員たちと共に整地に努め、ゴールを建てて練習を開始し、27才の時には横浜の外国人クラブに出向き、日本で最初の対外試合を行いました。
その状況が新聞で詳しく報道され、全国の中学校から蹴球指導の依頼が殺到。部員は各地の学校へ指導に出かけたと言われています。
同年、東京高等師範学校を卒業し、翌年、清国山東省南師範学校へ国から派遣されましたが、帰国途中の船中で発病し、29才の若さで急逝しました。
この中村覚之助の出身地が那智勝浦町の浜の宮です。
日本サッカー協会のシンボルマークは日名子実三(ひなごじつぞう)氏のデザインによるものですが、その図案の発案者は東京高等師範学校の内野台嶺(うちのたいれい)氏を中心とする人たちであり、内野台嶺氏は中村覚之助の後輩にあたります。
参道に有る那智黒直営店
お宿の売店にも那智黒関連のお菓子が沢山売っていましたが、那智大社へ行くので那智黒直営店に行って見ました
歩きの人は参道から直ぐ側なので立ち寄りやすいと思いますし、車の方も無料駐車場が有りますのでお気軽に立ち寄れます
興味がある「かりん党」
黒糖好きですし、お値段もお手頃なのが嬉しいですね!
他にも定番の「那智黒」も有ります
試食の那智黒を貰いまして食べた所…
あぁ〜 懐かしい味と、しみじみと思いました
飲食も出来る様で、那智黒ソフトクリームも有りました
もちろん「かりん党」は買いましたよ!
今回は
二千年の歴史の「那智熊野大社」は、サッカー日本代表のゆかりの地? 和歌山観光には外せない日本第一霊験所と言う凄いパワースポット!をご紹介致しました
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