ほうとうとは、山梨県の郷土料理
簡単に言うと「1人鍋に幅が広いうどんが入っている」と言うイメージです
地元の味噌を使い、幅広麺と季節の野菜をお味噌で煮込んでいます
お店によって色々な味や個性的な具を入れた「ほうとう」があり、自分好みの「ほうとう」を探すのも、旅の楽しみですね
と、言うことで
今回は
ほうとうは、山梨県を代表する郷土料理 幅広麺をお肉と色々な季節の野菜をお味噌で煮込んだ栄養バランスの良い料理が食べれる「郷土料理 奈良田 本店」さんをご紹介
お店情報
- 住所
- 〒400-0043 山梨県甲府市国母4丁目22−12
- お問い合わせ番号
- 055-226-0911
- 営業時間
- 11:30〜15:00
- 17:00〜22:00(L.O.21:00)
- 金曜日、土曜日、祝日前日は22:30まで営業(L.O.22:00)
- お休み
- 火曜日
- 駐車場
- 有り 25台位の無料駐車場
ほうとうって何?
ほうとうって何?と分からない方に、ほうとうを簡単にご説明致します
山梨県全域で作られている、県を代表する郷土料理です
小麦粉を練って作った幅の広い麺を生のまま、季節の野菜(かぼちゃ・キノコ・芋・青菜など)や肉(ジビエも有り)と一緒に、味噌仕立てで煮込んだものです
その昔、武田信玄が陣中食に選んだともいわれる栄養バランス、満足感のたっぷりの料理です
夏は冷たい麺でさっぱりと、また、麺をあずきと煮てデザート風にといった味わいも格別です
あずきの甘いほうとうもある様ですね
デザート感覚でほうとうが食べれるのも面白いです
太麺のほうとうが、白玉の役目を果たすのでしょうね
「ぜんざい風」と思いますので、一度は食べてみたいですね
歴史・由来・関連行事
「ほうとう」とは小麦粉を練り、平らに切った「ほうとうめん」を、たっぷりの具材とともに味噌仕立ての汁で煮こんだもので、「うまいもんだよかぼちゃのほうとう」といわれるほど、誰もが知る山梨県の代表的な郷土料理である。峡南地域では「のしいれ」「のしこみ」とも呼ばれている。稲作が適さない山間で、米に代わる主食として古くから親しまれてきた。そのため、「ほうとうめん」を打つことは、嫁入り修行ともされていた。めんの製造時に塩を混ぜないので、あらかじめゆでて塩分を抜く必要がない。つくる手間がかからず野菜や肉とも相性が良く、栄養価も高い。「ほうとう」は「餺飥」の呼び名で、平安時代から貴族が儀式等で食べていたことが知られている。
農林水産省HPより
何処にある?
「郷土料理 奈良田 本店」さんは、甲府市 地方卸売市場のすぐ側にお店は有ります
甲府市地方卸売市場のすぐ側に有りますが、市場の外周を周るので曲がりくねったルートとなります
甲府昭和インターから20号線を走っていると「国母立体」の交差点を左折します
一つ目の信号の「市場西入り口」の交差点を右折します
真っ直ぐ走ると市場の入り口になりますので、その交差点を左折します
市場を右手に見ながら、外周を周ると交差点正面に奈良田本店さんが有ります
近くには市場や川・線路があり、バイパスも高架となっている為か、ナビだと市場をぐるっと回り込む案内だったので、クネクネと曲がりお店が分かりづらいかも知れません
上の地図をご覧になって頂くと、沢山の遊べる場所や美味しい物が有る場所が有ります
甲府を色々と回ってみたまとめ記事が有りますのでご覧になって下さい
駐車場は?
「奈良田 本店」さんの駐車場は、店舗前と店舗横にあります
駐車場はお店の前に10台位と、お店横に15台位停めれます
どちらに停めても無料駐車場です
お店へ
郷土料理が似合う平屋の作りで、雰囲気がある大きなお店
郷土料理!と言う雰囲気が似合う大きなお店です
和食屋の雰囲気が滲んだ店構え
古いお店の様で、良い感じです
旅行に来たら雰囲気も大切な「旅行気分」の1つですね
靴を脱ぐお店ですね
居酒屋さんでも見た様な下駄箱です
お年寄りやブーツの人は大変かも…?
広間にご案内されました
座敷の大部屋で、幾つものテーブルが有ります
古い作りのお部屋に暖かい光が入って懐かしくも感じます
壁にあるメニューも郷土料理となっていますね
馬刺し・甲州牛ハンバーグ・おざら等が、旅行雑誌でもよく見るお料理です
広間の真ん中には、囲炉裏があります
囲炉裏の上には、ちりめん人形がぶら下がっていました
ちりめん人形は色々な場所で、昔からの人形と紹介していますから、昔の共通の文化なのでしょうね
メニューは?
何を食べるのかは、決まっていますが、どんなメニューがあるか気になりますね
地鶏ほうとう | ¥1,990(税込) | 天然山の茸ほうとう(季節限定商品) | ¥1.990(税込) |
富士桜ポークほうとう | ¥1,990(税込) | 奈良田のみみ | ¥1280(税込) |
天然猪ほうとう | ¥2.210(税込) | 勘助鍋 | ¥1.370(税込) |
かぼちゃほうとう | ¥1.280(税込) | 天然猪鍋1人様用 | ¥2.540(税込) |
よっちゃばれ鍋 | ¥1.380(税込) |
よっちゃばれ鍋や奈良田のみみ等の、面白い鍋もあります
「よっちゃばれ鍋」は、ほうとうや奈良田のみみが入った言わば全部乗せみたいな鍋です
写真で見ると「よっちゃばれ鍋」は、野菜たっぷりのすいとんにほうとうの麺が入った感じで気になりましたが、お目当ての「かぼちゃほうとう」を注文頼しました
待つ事20分
かぼちゃほうとうは、注文を受けてから出来上がりまで、20分かかるそうです
美味しく作るのに時間がかかるから、店内を探検します
奥にはお座敷が沢山有ります
建物は横長に大きいのは、個室の数が多いからだったのでしょうね
サインも沢山!
知っている人から知らない人まで…
テレビや雑誌の取材が、多いお店なのでしょうね
ほうとうのお味は?
かぼちゃほうとう(1,280円)
まだ、少しぐつぐつしてます
湯気が出ていて熱そうな感じが美味しいそう
大きなかぼちゃがゴロゴロ入っていますね
かぼちゃを煮込むと甘味が出て、味噌のスープにコクがでて美味しくなります
スープは濃そうで美味しいそう
意外なのが、見た目とは違いスープは薄味です
郷土料理の面白い処は、お店お店で味が違うので、以前食べたほうとうとは違う味噌味が楽しめる事です
味噌が濃いと少し塩っぱく感じるので、減塩派の人には奈良田さんのは良いと思いますよ
少し硬めの茹で具合ですが、手打ちのモチモチ麺の食感は美味しいです
かぼちゃもそうですが、他の具材もシャキシャキ感が出ています
それはそれで好きな人も居ますが、私は野菜は柔らかい方が好きなので、これは残念かな…
悪い様に書いているつもりは無いのですが、好みの問題なので、思った事を書きました
美味しい食べ方を発見!
食べ終わる頃に気付いた事が有ります
運ばれて来た時は、まだグツグツとしていたので、食べている間も煮ている状態と言う事です
食べている間に、段々と具材が柔らかくなり美味しくなっていきました
具材が柔らかくなると、スープも段々と「濃さ」が増して美味しくなります
と、言う事は
作るのに20分の待ちを、もっと煮てもらい(お店が良いと言ってくれれば…)
柔らかくするか、持ってきてもらっても、少し置いといてから食べるかすれば、凄く美味しいほうとうになると思いました
お腹が空いていても我慢をしないといけませんが…
私は、名古屋の味噌煮込みうどんを食べる時、少し待ってから食べてます
美味しく食べるコツは待つ事かな?と、思いました
お会計時には木札を
お帰りの時は、テーブルに置いてある番号がついた木の札をレジに持って行って下さい
今回は
ほうとうは、山梨県を代表する郷土料理 幅広麺をお肉と色々な季節の野菜をお味噌で煮込んだ栄養バランスの良い料理が食べれる「郷土料理 奈良田 本店」をご紹介しました
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